キッチン実験室

先日、古いトマトの種から芽が出たと喜んでいたのですが、秋も深くなりここに来てイギリスの不機嫌なお天気が本領を発揮してきました。最近は雨続きで、気温も落ちていよいよ冬がやって来る感じです。

 トマトの芽は可愛そうにヒョロっとしたまま必死で窓の方へ伸びようとしています。ちなみにあれから、さらにトマトの種を蒔いたので芽は全部で5本になりました。追加で蒔いたトマトの種は、実は病気になって処分してしまった、オレンジ色のミニトマトの種です。本当にフルーツのように甘くて美味しいトマトだったので、このまま育って同じようなトマトを実らせてくれると、とても嬉しいです。
ただ芽吹いたのはいいけれど雨が続いてこのまま冬に突入すると確実に日照不足で全部枯れてしまいそうな感じです。イギリスは冬になるとだいたい3時ごろから日が落ち始め夕方4時頃には暗くなります。というか、日没がハッキリ判別できればいい方で雨の日だとずっと薄暗くそのまま夜という感じでです。

これではいかんと、ついに買ってしまいました植物育成ライト。上手く行くか分かりませんが、トマトの芽に越冬してもらうためにキッチンの戸棚の下にライトを貼りつけてみました。

ライトはLEDなので多分さほど電力も使わず、細くて軽いのでテープで貼り付けるだけです。

点灯すると、どぎついピンク色の光が放たれ、マッドサイエンス感が漂います。キッチン実験室の運営開始です。

怪しいピンク色の光を放つ植物育成ライト

どぎついピンク色の光の中顔を背けているトマトの芽

因みに購入したライトには説明書など付いておらず、タイマーがあるのですが毎日手動でセットしなくてはならないのかどうかもよくわからず、こちらも手探り状態です。

どうなるのか乞うご期待。